2024年4月に開催された『スプラトゥーン3 ワールドチャンピオンシップ 2024』。
優勝したのは、北米代表「Jackpot」というチームでした。
しかし、7月24日に任天堂はJackpotの優勝を取り消すと発表しました。
何があったのでしょうか?
早速調べてみました。
報道の概要
2024年4月に開催された「スプラトゥーン3 ワールドチャンピオンシップ 2024」。
世界各地で開催された代表決定戦を勝ち抜いたチームが、世界一の座をかけて争うというものです。
そこで優勝したのが「Jackpot」という北米代表のチームでした。
しかし2024年7月に、
コミュニティガイドライン違反が発覚
したとの理由で
する事態となっています。
このため、Jackpotの優勝が無効とされ、
こととなりました。
ワールドチャンピオンシップで優勝した北米代表チームJackpotが黒人差別発言(動画が残ってるらしいが見つからず)で優勝取り消し。配布されたバナーも修正される予定。
— とりたま (@trtm_) July 24, 2024
日本語の公式HPからも削除されている。 pic.twitter.com/LMpPd6uNGb
このニュースにより、様々な反応があったようです。
ではその「コミュニティガイドライン違反」とは何だったのか、見ていきましょう。
Jackpotのコミュニティガイドライン違反とは
Jackpotのメンバーが、黒人の元メンバーに対して
人種差別発言していた
とのリークがあったようです。
SNSを通してされていた人種差別発言ですが、
メンバーが使っていたとされる
されているようです。
ではその人種差別発言とはどういうものなのでしょうか?
Jackpotの人種差別発言とは
メンバーであるLeafi氏とMadness氏が
黒人の元メンバー、Legend氏に発言した内容をまとめました。
まず、発端となったのが
LOL pic.twitter.com/ZPKABYYOKc
— styroz ひ (@StyrozCutter) June 10, 2024
この投稿です。
と発言されています。
これは恐らく
と言われています。
そしてこれを皮切りに、次々とリークされたようです。
just a fuck ton of weird nigga shit like how socially inept are you, 100% theres more we havent seen in priv servers n group chats pic.twitter.com/zJEP4zQRb4
— adapt🪷 (@adaptability_) June 11, 2024
like cmon now. pic.twitter.com/oLCgfxv9Ra
— adapt🪷 (@adaptability_) June 11, 2024
レジェンド氏に対して、
などと発言しているようです。
許容されてはいけないレベルのように思えますね。
発言に対する謝罪
これらの人種差別に値する発言に対し、
Leafi氏が謝罪を発表されました。
要点を絞って記載しておきます。
・2021年初頭の13歳の時に私がレジェンド(元ジャックポットのメンバー)に対して人種差別的な発言をした騒動が現在起きている
・人種差別的な意図を持って言ったわけではなく、レジェンドは当時私の親友でチームメイトの一人でよく冗談を言い合っていた関係性
・レジェンドに対して、あるいは誰かに対して人種差別的な意図はまったく無い
・今は人種差別的な発言で合ったことを理解し反省している
・今後はこういったことがないようにする。本心ではなかった
また、Jackpotのコーチをしていた方も謝罪文を出されました。
同じく要点を絞って記載しておきます。
・上記までの内容を基本認めて謝罪
・コーチとして反省している
・メンバーを叱った
・チームが解散するのは確実である
・自身は今後サポートしない
なお、人種差別発言をしていたとされるmadness氏からの謝罪はありません。
SNSの反応
この報道に対しての、SNSの声をまとめてみました。
Jackpotの差別にはアジア人差別も含まれてること知っといてほしい
— ペレ (@pere_spa) July 23, 2024
わぁおまじか。前々からJackpotのメンバーが黒人差別してるんじゃないか的な話は聞いてたけど、ここまで話が大きくなってたか。
— 深鯨と蛸の賀屋身 (@AtRaShi_KaYaShI) July 24, 2024
とりあえず日本公式の発表を待つとしよう。
問題のスクショを見ればわかりますが、猿に揶揄したりKKKを持ち出すなど明確に人種差別を意図した上で黒人である元メンバーへの数々の攻撃が行われています。
処置は妥当、というかこれに対処しない様では表現やライセンスを糧とする企業として説得力を失うでしょうね。
人種差別は根深いもので、仲間内だろうとそんな事を発言する人間は表舞台には出てきちゃダメでしょ。
最近は何でも「差別、ヘイト」なので、自分も気づかずに問題発言してるかも知れないから… 人のフリ見て我がフリ直す機会としたい
この問題に対し、
という声も多くありました。
まとめ
Jackpotの優勝取り消しに関する内容をまとめました。
妥当な対応だったのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。